「いつまでも残る愛の実」(ヨハネの福音書15章9―17節)

16 あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。17 あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。(ヨハネの福音書15章16―17節)

イエスキリストは、自分が弟子たちを愛したように、彼らも互いに愛し合いなさいということを命令しています。これがキリストが彼らに与えた戒めです。そして、もし彼らが本当にキリストを愛するのであれば、この戒めを守るはずであると語ります。

また前回に引き続き、16節にあるように、実を結ぶことを語っています。またここでは、その実が残るとも言っています。ここでの実とは、何を意味しているのでしょうか。

ガラテヤ5章22節によると、御霊の実は愛です。

22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。(ガラテヤ人への手紙5章22−23節)

また第一コリント13章13節によると、いつまでも残るものは、信仰と希望と愛であり、その中で一番すぐれているのが愛です。

13 こういうわけで、いつまでものこるものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。(第一コリント13章13節)

私たちは愛の実が結ぶように求めていきたいと思います。キリストの名によって父なる神様に求めるものは、何でも父なる神様は私たちに与えるとあります。キリストの名によって愛を求めるものを通して、必ず愛の実が結ぶのです。

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