「主の声に聞き従う」(ヨハネの福音書10章1−10節)

1 「まことに、まことに、あなたがたに告げます。羊の囲いに門から入らないで、ほかの所を乗り越えて来る者は、盗人で強盗です。2 しかし、門から入る者は、その羊の牧者です。3 門番は彼のために開き、羊はその声を聞き分けます。彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します。(ヨハネの福音書10章1−3節)

羊は羊飼いの声を知っており、同じ囲いの中に複数の羊の群れがあったとしても、羊は自分の羊飼いの声を聞いて、それに従っていくそうです。イエスキリストは私たちの羊飼いであり、私たちは羊です。私たちはイエスキリストの声を知っているので、その声に聞き従っていくのです。

9章では、生まれつき盲目の人がイエスキリストによって、その目が開かれました。そして彼は、肉体の目が開かれただけではなく、イエスキリストを信じ、霊の目も開かれたのです。彼はまさに、羊飼いであるイエスキリストの声に従っていった羊であったのです。イエスキリストの声を知っていたゆえに、ユダヤ人宗教指導者たちの脅しにも屈することなく、イエスキリストについていきました。

イエスキリストは私たちのことを本当に愛し、気遣い、導いてくださるお方です。そのことを信じ、知っていることが、イエスキリストの声を聞き分け、従っていくための、大切な鍵となります。

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