「互いに仕え合う」(ヨハネの福音書13章12−20節)

14 それで、主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。15 わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです。(ヨハネの福音書13章14−15節)

イエスキリストは弟子たちの足を洗いました。これは模範を示されたのです。弟子たちが、イエスキリストに倣って互いに足を洗い合うようになるためです。もちろん、ここで足を洗い合うということは、文字通り足を洗い合うことではありません。互いに仕え合うということです。

13章の1節で「その愛を残るところなく示された」とあります。イエスキリストが弟子たちの足を洗ったことも、その愛を示す具体的な表れとして行ったのです。つまり互いに愛し合うとは互いに仕え合うということであり、互いに仕え合うとは互いに愛し合うことです。

イエスキリストが弟子たちの示されたのは、しもべとしての姿です。そしてこの姿こそ、イエスキリストを主と仰ぐ私たちの姿なのです。

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