「イエスキリストを前に」(ヨハネの福音書18章28―40節)

33 そこで、ピラトはもう一度官邸に入って、イエスを呼んで言った。「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」34 イエスは答えられた。「あなたは、自分でそのことを言っているのですか。それともほかの人が、あなたにわたしのことを話したのですか。」(ヨハネの福音書18章33―34節)

イエスキリストは逮捕され、ローマ総督ピラトの官邸に連れてこられました。今日の聖書箇所は、ピラトがキリストを尋問する場面です。ピラトにとってこの尋問は、ユダヤ人社会の中の宗教に関する問題であって、全く関心がなかったことでしょう。ユダヤ人の中だけで解決してほしい、自分は関わりたくないという姿勢が明確に見られます。

しかし実は、ピラトは自分の永遠を決める、救い主イエスキリストを前にしていたのです。確かにピラトはキリストを尋問しますが、キリストの応答を読んでいくと、あたかもキリストがピラトを導いているかのようです。キリストは言いました「あなたは、自分でそのことを言っているのか」「わたしの国はこの世のものではない」「わたしは真理をあかしするために生まれた」。キリストはピラトを永遠の真理に導いているのです。しかしピラトは、結局この後、キリストを十字架に引き渡してしまうのです。

私たちはいつかキリストの前に立つのです。例外はありません。そして聖なる神を前に、自分の正しさを弁明できるものは一人もいないのです。「今は恵みの時、今は救いの日です。」一人でも多くの人々が、今、キリストを救い主として受け入れることができますように。

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