「キリストを知る永遠のいのち」(ヨハネの福音書17章1―8節)

3 その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。(ヨハネの福音書17章3節)

ヨハネの福音書17章は全体がイエスキリストの父なる神様への祈りになっています。キリストは、いよいよ自分が十字架にかかって死をむかえる直前においても、弟子たちを励まし、そしてご自身のためにだけではなく、弟子たちやご自身を信じる者たちのために祈りを捧げられたのです。今キリストは私たちのためにとりなしをしておられます。このキリストのとりなしの祈りなしでは、私たちは信仰生活を送っていくことはできません。

キリストの父なる神様への祈りの中で、キリストは永遠のいのちに触れています。キリストを信じる者には永遠のいのちが与えられます。そしてこの永遠のいのちの本質は、上記聖句のように、キリストを知ることなのです。

私たちに永遠のいのちが与えられると言っても、自分自身が新しいいのちを獲得するかのように考えてはいけません。永遠のいのちとは、いのちであるキリストを知ること、つまりキリストと関係があることです。キリストとの親しい交わりがあること自体が、私たちにとって永遠のいのちです。

私たちはキリストを信じることを通して、神様との関係が回復しました。キリストとの交わりを、日々の信仰生活の中で深めていきたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です